学園長コラム 可能性の扉

2013年4月27日

「生きることは自分の能力や可能性を
最大限引き出していくこと。
そしてその中にこそ人は自分のアイデンティティーを
見出すことが出来る」と言った人がいます。
花は人知れずひっそり咲く花も、華やかに咲き誇る大輪同様に、
それをひがむことなく
天から与えられた能力で精一杯咲きます。
つまずきを抱えた人も、非のうちどころのない
能力を身に付けた人に負けない気持ちで、
自分がいまできることをひとつずつ
やりとげていくことが大切です。
その先に、自分しかできない適性が見つかるはずです。
そのことが多くの人に貢献できうる
能力に結びつくことも考えられます。
ノートルダム清心学園理事長である、
渡辺和子先生が著されたベストセラー
『置かれた場所で咲きなさい』では、
「置かれたところは」は、つらい立場、理不尽、
不条理な仕打ち、憎しみの的である時もあるでしょう。
信じていた人の裏切りも、その一つです。
人によっては置かれたところが「ベット」ということも
あると言っています。
人はそれぞれ違った試練を抱えて生まれてきます。
育った環境が恵まれなかった人もいるでしょう。
体に障害を持って生まれてきた人もいるでしょう。
発達のつまずきに息苦しさを感じながら
学校生活を送っていた人たちもいるでしょう。
自分自身も含めてその人の
ありのままを受け入れること、
そして、そのなかに可能性を見出すことが
大切なことであると教えてくれているのです。
ですから、自分の置かれた境遇や自分自身のつまずきを、
ありがたく両手で受け止めて、
その花を咲かせ、自分自身しか作れない花束にして
神にささげる気持ちを持ちなさい。
どんなところに置かれても
花を咲かせる気持ちを持ち続けよう、と渡辺先生は
おしゃっています。
私も皆さんにどんなつまずきがあろうが、
自分自身の個性として大切に受け止めながら、
現在のかけがえのない時間を精一杯生きて、
自分自身しかできないこと、
自分自身しか歩けない生き方を
選択してほしいと思っています
(続く)

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