学園長コラム~可能性のとびら~③

2015年1月7日

視覚的な処理が得意な子どもたちだけでも、
この著書に記されているような
多くの特色があります。
著書の中に書かれているだけでも、
ほんの一部にしかすぎず、
もっと多くの特色を彼らは抱えています。
聴覚的な認知が得意な子どもたちは、
話し言葉など、耳から聞いた内容を
記憶にとどめておくことが得意であったり、
話として聞いたほうが、
文章で読むより理解が早いと言われています。
このような子どもたちは、
割とおしゃべりが得意な子どもが多く、
語彙を耳から吸収できるので、
テレビやラジオで聞いて新しく覚えた言葉を、
意味も分からず会話の中で使いたがります。
耳から聞いた内容を言語的に1つひとつ理解して、
必要な全体像の理解につなげていく
思考的手順を踏む子どもたちが多いと言われています。
ですから、このような子どもたちは、
瞬時の答えを求められるような場面に立たせられると、
混乱してしまうケースが多いようです。
発達障害がある子どもたちの
典型的な症例をご紹介させていただいただけでも
このようにさまざまです。
従って、教室で授業に集中できない子どもたちの
問題行動をひとつ例にしても、
一概にADHD傾向が強いとは、決めつけられないのです。
多動傾向があり、授業に集中できないことは、
前に述べた認知の弱さに起因していることが多いのです。
だからこそ、アセスメントが大切なのです。
今年度の冬期講習の内容では、
より明確にその認知の特徴により
教科別、かつ課題別に提示させていただきました。
小学校では、苦手算数・国語特訓コースであり、
中学校で言えば、弱点克服コースです。
弱点克服コースは、英・数・国があり、
各教科ともに苦手課題ごとにカテゴリーわけしているので、
アセスメントに基づいた、
お子様の苦手な課題を補いやすい設定になっています。
このようなコース設定こそが、
自然学園の教育理念に基づいた
特徴的な講座であると思っています。
  『バンブーだより12月号』
     「学園長コラム ~可能性のとびら~」より抜粋
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