小中学部 入学式式辞

2013年4月8日

入学おめでとうございます。
小学部、中学部の生徒の皆さんは
今日から本格的な学校生活の始まりとなります。
登校がはじまり、毎日少しずつ、今まで抱えていた不安が
少なくなるように担任の先生をはじめ、
みなさんを担当する教科の先生方に支えてもらいながら、
学校生活に慣れてもらいたいと思っています。
「どんな子が同級生なのだろう?」
「勉強ついていけるかな?」
「担任の先生はやさしいかな?」
「友達できるかな?」
「ひとりで電車に乗って学校いけるかな?」
「朝決まった時間に起きられるかな?」
ひとり一人の生徒のみなさんが多かれ少なかれ、
入学ガイダンスの日を迎えるまではそんな不安で
頭がいっぱいになっていたことでしょう。
考えすぎて眠れなかった人もいるでしょう。
「期待」と「不安」は背中あわせなのです。
不安があるのはみなさんの心の中に
大きな期待があるということです。
みなさんは自分のその気持ちに素直に従ってください。
自然であることが、人間にとって非常に大切なことなのです。
心の中の自然である気持ちが崩壊したときに
人は生きる力をなくしてしまうのです。
人はひとり一人心の中に大きな宇宙をかかえています。
その宇宙は絶妙なバランスでひとり一人の心を支えているのです。
朝、決まった時間に起きることができること、
朝ごはんをしっかりたべること。
毎日、思いっきり汗をかいて体を動かす時間を作ること。
一生懸命勉強すること。
お母さんやおばあちゃんの作ってくれた
おいしいご飯を残さず食べること。
毎日お風呂に入ること。夜はなるべく早く眠ること。
こんなあたりまえの生活習慣が皆さんの体のバランスを整えます。
体のバランスは心のバランスに直結します。
これから皆さんが授業で習う
ソーシャルスキルトレーニングは心のバランスを保ち、
毎日穏やかに暮らすことための大切な授業なのです。
そこで習う思いやりの気持ちやお友達との関係を
良好に築ける力は心のバランスが保てることで
初めて身に付けられるお友達と
学校生活を送るうえで大切な力なのです。
今地球に起こっている人間による環境の破壊や
自然災害は少なからず自然のバランスが
崩れてしまっていることに起因しています。
自然のバランスはとても大切なものです。
そんな自然のバランスを大切にしていくことが
皆さんにご提供させてい頂く自然学園の
特別支援教育の最も大切な理念の一つになります。
校名を自然学園とさせていただいたことも
そんな思いが心の奥底にあるからです。
人は心の中から生じる感情に
向き合い逃げることなく立ち向かい乗り越えていく
勇気を持つことが大切になってきます。
皆さんが今心に抱いている不安を受け入れることが
最初に皆さんが持たなければいけない勇気です。
その勇気さえあれば不安は必ず期待に変わっていくでしょう。
皆さんはそのための
スタートラインにたった今立ったところです。
いっしょにゆっくり歩いていきましょう。
一歩ずつゆっくりと歩みを止めずに
歩いていけば必ず皆さんが期待する
学校生活が現実のものとなるでしょう。
まだ見えないその先にあるものは皆さんの自信です。
自分に自信が持てるような人になってください。
全力で応援していきます。
「強くいきる。正直にいきる。
自分らしく生きる。自然のままに・・・。」
最後に、この言葉を新入生の
みなさまに送らせていただきます。
平成25年4月8日
自然学園学園長 小林浩
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