3学期に向けて2

2014年1月23日

冬至を過ぎたころから
少しずつ日が長くなっているようには感じますが、
寒さは一段と厳しさを増しています。
この寒さに負けないような強い気持ちを持って、
少しのことでは動じない雑草のごとく、
大地にしっかり根を下ろした生き方を
高等部の皆さんには望んでいます。
新学期を迎え、
始業式のために息を切らして
元気よくホームルームに駆け込んでくる
高等部の生徒の皆さんに、
自然学園が取り組んでいる
インクルーシブ教育の可能性を
改めて感じています。
私には、皆さんが新学期が始まることを、
心待ちにしていたかのように映ります。
小学校や中学校をあれほど嫌がっていた皆さんの、
こんな姿を見ることが
自然学園を創立した意義でした。
今現在、お預かりしている生徒の皆さんで、
長期の継続不登校の子どもたちは一人もいません。
自然学園が社会に参加するための
ソーシャル・スキルの向上をめざす学習の場であるならば、
毎日出席することは、何をおいても重要な
ソーシャル・スキルを獲得したことに他なりません。
そしてなりより、学校が楽しい、
という気持ちを持てたということは、
もう十分に学校生活において、
あの嫌な思い出から解放されたと考えて構わないでしょう。
馬年である今年、
高等部の皆さんには自分ではわからないでしょうが、
立派に力強く走り回れるだけの健脚が備わっています。
少なくとも私の目にはそう映ります。
あとは一人ひとり目標を決めて走り出すだけなのです。
それぞれの生徒たちが「走り出す」
そんな1年にしてくれたらうれしい限りです。
          自然学園 学園長 小林 浩
          『高等部通信 第8号』より抜粋
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