[高等部通信1月号]学園長より~可能性の扉~3

2021年2月8日

3、高等部2年生対象の進路説明会

12月15日(火)に高等部2年生の保護者の皆様にお集まり頂き、進路説明会を実施しました。この時期の進路説明会は、保護者の皆様に自然学園が対象にしているお子様方の就労の現状についての情報をご提供し、企業側の採用の意向を踏まえて本学園ではどのように就労希望のお子様に就労できるスキルを育ませ、企業実習での活動が評価に結びつく支援を授業や進路指導でどのように実践しているかをご理解していただき、今後のお子様にとって最良な進路及び就労先をご選択していただくための保護者の皆様との連携を趣旨においています。

私からは就職活動に向けてのキャリア教育がとても重要になってくることをまずはお話しさせていただきました。「働くことの意義」や「なぜ働くのか」などの意識が希薄な生徒は、企業実習で評価してもらうことは到底望めません。自分の意志ではなくやらされている意識が強い生徒は企業の担当者には見透かされてしまうのです。実習での評価がなければ、いくら学校で頼み込んでも採用には至りません。企業は利益を得ることが目的なので利益を損なう可能性がある人材は採用しません。高等部ではまず、生徒の皆様に働くうえで企業の求める心構えを育成するキャリア教育を推進していくつもりです。そのためにはご家庭のご協力が必要となる旨をお話しさせていただきました。
おかげさまで今年の高校3年生は、一人ひとりの現状にあった進路に納まりつつあります。
4月からすぐに就職を希望している3年生は、すでに内定が出ている人たちと採用を前提とした就労実習で評価され、最終面接に残った人たちなので希望者全員の内定に期待を持っています。

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