[高等部通信1月号]学園長より~可能性の扉~7

2021年2月22日

7、おわりに

2021年1月5日からは暦では小寒になり、本格的な冬の寒さが到来する寒の入りを迎えました。1月20日から暦では大寒に入ります。寒さはますます厳しくなり、寒風や降雪などに見舞われる日が重なる時期だと思います。新春の兆しが見える立春までは、1年で一番寒さが厳しくなる時期です。

後期試験は、授業を通して身に付けた学習習慣が継続できるように、自分ができる量を計りながら、無理せず、計画的に、少しずつスモールステップで勉強をすすめてもらいたいと思っています。そのことが継続できれば誰もが、「こんなことができるようになったんだ」「今までできなかった問題が解けるようになった」と実感できるように必ずなるでしょう。

彼らが学校や社会に適応できるための第一歩は、まわりから受け入れてもらおうとする意志力だと私は思っています。その意志力は、このような、少しずつの自信の積み重ね、言い換えれば、成功体験の積み重ねから生まれるものです。このことを続ければ教科書やレポートの問題も必ず解けるようになることでしょう。大切なことは、どうせできないからやってもしょうがないと言う気持ちを持たないことです。そして自信を持って、今できることを一つひとつ積み重ねてください。

2021年も自然学園は在籍している生徒の皆さんが健康で、笑顔を絶やさず学校生活や友達との関係が楽しいと思える日常が送れるようにお祈りさせていただくとともに全力でサポートしていきます。保護者の方々に満足のいただけるような教育サービスの提供に努めて行きたいと思っています。今後ともよろしくお願い申し上げます。

自然学園学園長 小林 浩

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