[高等部通信1月新年特別号]学園長より~可能性の扉~⑦

2018年2月16日

7、おわりに

3学期は、授業を通して身に付けた学習習慣が継続できるように、できるところ、できる量を計りながら、無理せず、計画的に、スモールステップで勉強をすすめてもらいたいと思っています。そのことが継続できれば誰もが、「こんなことができるようになったんだ」「今までできなかった問題が解けるようになった」と気づく日が必ず来ます。そして、そのことが自信に結び付いてきます。

彼らが学校や社会に適応できるための第一歩は、まわりから受け入れてもらおうとする意志力だと私は思っています。その意志力は、このような、少しずつの自信の積み重ね、言い換えれば、成功体験の積み重ねから生まれるものです。このことを続ければ教科書の問題も必ず解けるようになることでしょう。大切なことは、どうせできないからやってもしょうがないと言う気持ちを持たないことです。そして自信を持って、いまできることを一つひとつ積み重ねてください。

今年1年、自然学園に在籍している生徒の皆さんが健康で、笑顔を絶やさず学校生活や友達との関係が楽しいと思える日常が送れるようにお祈りさせていただくとともに、全力でサポートしていきます。

以上のことを強化しつつ、本当の意味で、保護者の方々にご満足のいただける教育サービスの提供に努めて行きたいと思っています。

今年もよろしくお願い申し上げます。

自然学園学園長 小林 浩

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