[高等部通信10月号]学園長より~可能性の扉~②

2017年11月17日

2、夏休み明けに多い小中高校生の自殺について
警察庁の統計によると、2016年、320人の小中高校生が自殺で亡くなったとのことでした。
2016年の小中高生の自殺の原因(複数の場合あり)を警察庁の統計でみると、「学業不振」など学校問題が36.3%で最も多く、「親子関係の不和」など家庭問題が23.4%、「うつ病」など健康問題が19.7%と多岐にわたります。学校問題のうち、いじめが原因とされたのは6件(全体の1.9%)だったとされています。
「子どもの自殺は、いじめや友人関係といった学校に関わる要因のほか、家庭や、精神疾患など複数の要因からリスクの高い状態となり、そのうえで何らかのことが引き金になって起きる。いじめは深刻な問題だが、いじめ予防だけでは不十分だ」と自殺予防に詳しい精神科医は話しています。

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