[高等部通信10月号]学園長より~可能性の扉~⑥-1

2018年11月20日

6、第5回自然学園体育祭についての報告

高等部通信新学期特別号でもお知らせしたように、10月7日(日)に、自然学園は第5回体育祭が行われました。当日は、先日まで降っていた雨もあがり、秋晴れのさわやかな天気になりました。最高気温が32.3度まで上昇した真夏の気温となり、10月にもかかわらず熱中症が心配されるような日差しの強さでした。はじめて朝から晴天に恵まれグランドコンデションも良い状態で朝から競技ができた体育祭を初めて迎えられました。雨が降った時を想定して、今年も昨年同様、春日部市立八木崎小学校の校長先生のご厚意で小学校の体育館とグランドをお借りしました。そのため、これまでは雨模様の中、体育館でできる競技のプログラムに組み替えて行ってきました。私を含め、教職員、在籍生の皆さんもどこか消化不良の気持ちを抱えたままの体育祭でした。
 
私もいつか青空の下で、生徒の皆さんが、声の限りの声援を聞きながら、力いっぱいグランドを走る姿を夢に抱いたまま今日と言う日を迎えました。朝から期待で胸が膨らんでおさえきれない気持ちでいっぱいになりました。
はじめに高校3年生の実行委員長から選手宣誓がありました。非常に気合の入った猛々しい声が青空に轟きました。その声を聞いて在校生にも緊張が走り、体育祭に臨む決意が、引き締まった顔と眼光から感じることができました。3年生の実行委員長の立派な態度に感心しました。3年という歳月が、いつしか最上級生として後輩を引っ張る自覚を促したように思いました。後輩の生徒の皆さんにとってこの3年生の気持ちが入り闘志がみなぎる姿はなによりの置き土産になったことでしょう。

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