[高等部通信10月号]学園長より~可能性の扉~⑥

2016年11月25日

6、第8回自然学園 学園祭(思いやり収穫祭)のご案内

今回で8回目となる自然学園の学園祭『思いやり収穫祭』が11月5日(土)、11月6日(日)に行います。小・中学部、高等部、大学部もすべて参加する大きなイベントとなっております。ご来場いただく皆さんに普段の学校生活の様子がご覧いただけるような学園祭を目指しています。

小中学部、高等部、大学部は、「クラスの協力を第一に自分の適性を生かしながらクラスに貢献し、不得意なところはお互い助け合い補うこと。」「クラスの一人ひとりの子どもたちに気配りをし、お互いに敬意を払い、認め合うこと。」このことを、学園祭を実行するうえでの目標におくことを教職員の先生方にお願いしました。

オリンピックイヤーとなった今年、私たちはブラジルリオのオリンピック・パラリンピックを通してたくさんの感動を選手の皆さんからいただきました。とくにパラリンピックの選手の皆さんの何があってもあきらめず前向きに生きる力強さと体に不自由があっても、今の自分の体が機能する能力をすべて使って障害を克服し、果敢に競技に打ち込む姿に生徒の皆さんは感じるものがあったはずです。結果はすべてではありませんが、多くの人たちは努力と結果がともなうことで大きな共感を呼ぶのです。
自然学園の生徒の皆さんもスローステップで自分のできることを前向きに習得し、その積み重ねが社会に参加できる自身の適応力になっていきます。そうであるならば、皆さんも結果を出すことにこだわらなければなりません。

オリンピックに出場した多くのアスリートが次の東京オリンピックを目指してスタートを切っているように、皆さんも自身のゴールに向かって結果を出すためのさらなる飛躍をしなければなりません。そんな思いを今回の学園祭の『飛躍』というテーマで表現しました。

音楽祭や展示作品、模擬店などで子どもたちが今自分たちで出来る思いを表現できれば、必ず『飛躍』というテーマをご来場される方々にお伝えすることができると信じています。ご来場いただく皆さんに普段の学校生活の様子がご覧いただけるような学園祭を目指しています。そして在籍生の皆さんにも一人ひとりの子どもたちの作品を展示していただくことで『思いやり収穫祭』に参加して頂いています。

一般の高校のような派手な模擬店がたくさん出るお祭りのような学園祭ではないかもしれません。
自分たちのできる能力の範囲の中で、クラスのみんなでアイディアをだし、「おもてなし」の心で、来てくださるお客さんを楽しませるための工夫をして今一生懸命その準備に取り掛かっています。

必ず皆さんの心に訴えかける何よりも強いメッセージを届けてくれるはずです。高等部1年生はフルーツ炭酸水、高等部2年生は焼きそば、フランクフルト、高等部3年生はたこ焼き風ベビーカステラ、クラムチャウダー、大学部はカレーライスとタピオカ入りドリンクと模擬店にも気合が入っているようです。

ぜひ保護者の方々は8回目となる自然学園の文化祭『思いやり収穫祭』にお越しください。心よりご来場をお待ちしています。

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