[高等部通信5月号]学園長より~可能性の扉~②-3

2017年5月25日

「置かれた場所で咲きなさい。」
この言葉を新入生のみなさまに送らせていただきます。
新しい環境で生活するなかで必ず誰しもが、いやなことが起きてきます。思い通りにならないこと、また自分に合わないと思う人も必ずクラスメートの中にはいるでしょう。そのことは当たり前のことです。一生懸命にやってもできないことも出てくるでしょう。そんなときにいままでの皆さんの中に逃げてしまったり、言い訳をして人のせいにしたり、先生のせいにしたり、学校のせいにしたりする人はいませんでしたか。家で暴れても、他人を攻撃しても何の解決にもなりません。気が付くとあなたを助ける人はいなくなってしまうでしょう。このような人は「環境が変わればうまくいくんだ。」と考えがちです。私に経験からもこのようにして現状から逃げてしまった人にうまくいった人はいません。このような人は過去に同じような経験を何度もしているからです。そして失敗を繰り返しているからです。

辛い時は大地の根を張ってください。人には見えない努力を苦しい時ほどしなければいけないという意味です。今自分にできる努力をただ愚直にひたすら繰り返しなさいと言う意味です。そしていつも笑顔でもまわりの人たちを明るくしましょう。そのことができれば現状が必ず改善してくるはずです。あなたのことを理解してくれる人が必ず現れるはずです。ひとつひとつの努力、苦労、続けてきたことが実を結んでくるでしょう。
「置かれた場所で咲きなさい。」
私はこの言葉をこのような意味だと解釈しています。そして新入生、在校生の皆様にぜひこのことを実行してほしいと思っています。苦しい時に必ずこの言葉を思い出してください。

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