[高等部通信5月号]学園長より~可能性の扉~⑦

2019年8月8日

7、情緒の安定を図る特別支援チームによるケア体制

自然学園では、二次的なつまずきのある子どもたちに対して、医療的な支援も含めてケアできる支援体制の確立とできるだけ的確な個別の支援計画に基づくアセスメントを、
次へのステップの目標に置いた取り組みを実践しています。バンブー生としてお預かりするうえで、前記した認知の特性を踏まえた学習計画を立案する上でもアセスメントは重要なファクターです。

 全体の教務力の底上げと、お預かりしている生徒一人ひとりのアセスメントの強化と、できるだけ的確な個別の支援計画の作成と生徒対応ができるように、ソーシャルスクールワーカーである小川文子先生に連携の窓口としてコーディネイターの役割を担ってもらっています。

 そして、今年度から、旧梅ヶ丘病院副院長で現在も北療育センターや東京都小児総合療育センターで医師としてご活躍になっている海老島宏先生を、医療顧問としてスタッフに加わっていただいています。各発達検査の的確な診断や医療的な側面からの発達相談、保護者へのアドバイスや本人への直接のカウンセリングも可能です。

4月号でもご案内した通り海老島先生による高等部の保護者の方々のためのシンポジウムおよび勉強会として自然学園定期講演会を今後予定しています。第14回目に当たる今回は、講師に海老島宏先生による越谷市中央市民会館6月16日(日)4階13,14会議室での講演です。9時30分より開会します。定期講演会のテーマは、『お子様の心の成長に必要な家庭での関わり方~学校での問題行動や親へ反抗する子の対応と理解~』に繋がります。です。保護者の皆様の参加をお持ちしています。

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