[高等部通信7月号]学園長より~可能性の扉~1

2020年7月23日

1、はじめに

6月11日に梅雨入りが発表されてから、梅雨らしいすっきりしない天候がずっと続いています。気持ちも湿りがちな人も多いことでしょう。まだ梅雨が明けていませんが、1学期の終了を目前にして、みなさんの気持ちにも少しだけ晴れ間が見えてきたのではないでしょうか。

1学期は、5月、6月と天候が変わりやすい時期で、気候的にも低気圧の日が多くなるので精神的に不安定になる時期です。気圧の変化に体が対応できずに、自立神経が乱れ、イライラが募り精神的に不安定になることが多い時期です。自然学園に入学して、新しい環境になじむことに時間がかかる人たちは、不安が高まり、人間関係でトラブルを起こしやすい時期になってきます。また2年生に関しても、進級してようやく新しい環境にも慣れだして気が緩んでくる時期です。そして、さまざまな問題行動が頻発する時期です。

毎年、人間関係のトラブルやクラスのもめごと、校則に違反してクラスの調和を乱すような事件が起きてくるのもこの時期が多いのです。実際に、人間関係のトラブルやクラスの些細なもめごとは担任を通して私の耳にも届いています。そんな時期だからこそ皆さんが緊張感を取り戻し自然学園で学ぶことの意味を考えてみてください。

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