[高等部通信8月号]学園長より~可能性の扉~⑦

2016年9月14日

これらの目標に根差し、自然学園では、発達のつまずきがある子どもたちに、具体的に様々な体験などを通してそれぞれの特性や能力に合った目標を持たせ、学ばせていくことを総合学習やソーシャル・スキル・トレーニング・学校行事・ホームルーム・キャリア学習講座・企業見学会・就労実習等を通して計画的に実践しています。

以上に記した公教育でのキャリア教育の方針は、松為信雄先生の「発達障害の子どもと生きる」に記されています。

この夏の努力の結果と秋からのもうひと頑張りの踏ん張りが合格に結び付くことを信じています。ゴールに向かって歯を食いしばって頑張りましょう。全力で支援していきます。
本校の卒業生の実績が全国の発達障害者の雇用の後押しになるように、発達障害がある子どもたちを対象にしたキャリア教育を確立し、その取り組みを広めていきたいと考えています。

10年間の集大成として平成27年度実績として、大学部卒業生5名、高等部卒業生18名中、企業内定者16名、企業入社者13名という結果がでました。自然学園のキャリア教育の実践が結び付いた結果であると自負しています。

 9月22日(秋分の日)に予定しています定期講演会のテーマは、『発達障害がある子どもたちの就労に向けての取り組み~特性を生かした就労への道~』です。
 松為信雄先生に直接お話をお聞きするまたとない機会です。
高等部の保護者の皆様は奮ってご参加をお持ちしています。
(つづく)

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