[高等部通信9月号]学園長より~可能性の扉~②-3

2017年10月5日

2日目は、りんどう湖レイクビューで乳牛の乳搾りやクッキーづくりやマグカップの絵付けやアトラクションなどを班ごとに分かれて楽しみました。全員でアイスクリーム作り行い取れたてミルクの手作りアイスクリームをおいしそうに頬張る笑顔や茶臼岳の景観をバックにペダルボートを漕いで、りんどう湖を遊覧している皆さんの笑顔を見ることができました。私も生徒の心の底からの笑顔を見ていると、なんとなく幸せな気持ちになれました。

このサマーキャンプで感じたことは、2年生3年生の皆さんは、日ごろの学校生活や学校行事で注意されていた自分の欠点を自覚して、そのつまずきをカバーしようと一生懸命自分の係の役割をこなそうとしている姿でした。私の目に一人も自分よがりでわがままに映った生徒はいませんでした。日ごろから皆さんにお伝えしている自分のことを受け止めて自分の欠点を自覚することが、社会に適応できる行動の改善につながるということが少しでもわかってくれているんだと思いとてもうれしい思いでした。そういう意味では、とても収穫が多いサマーキャンプでした。この体験が皆さんの成長の貴重な糧になることを祈っています。サマーキャンプが終わってすぐに終業式がありました。学期の最後に私は今のことを皆さんにお話しして、私の思いを伝え一人ひとりを称賛させてもらいました。

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