[高等部通信9月号]学園長より~可能性の扉~③-2

2017年10月13日

そのような人たちが多い中で、高等部ではキャリア学習および就労支援の一環として高等部1年生、2年生そして就労希望の3年生の生徒が例年通り夏休みを利用した企業の見学会を行っています。
就労を希望している生徒には、企業見学会に参加してもらい、1年生からのキャリア学習を計画的にすすめていく就労支援のプログラムを作成しています。今年は10社の特例子会社の見学を企画しました。4月からの就労を目的としている3年生は、自分たちが希望している企業の実習面談も兼ねているので、必死な気持ちで企業訪問を行い、夏休みに体験就労を行っていました。

1.2年生の人たちも異なった業種の職場見学を行うことで、「自分ならこんなことならできるかもしれない。」「こんなことならぜひやってみたいな。」と言う気持ちが少しでも感じることができれば今まで以上に選択授業を意欲的に受けることができるでしょう。

また見学をした中で、社員の方々のお話をお聞きする機会に恵まれ、会社が求めている人材とはどのようなことができなければいけないのか、またどんな人が、職場では一番困る人なのか、共通した企業の考えを教えていただくことができました。

企業が求めるスキルに今の自分がどのくらい近づいているのかこの機会にぜひ考えてみてください。そして将来の目標を立てて、その目標に到達するにはどのような計画を立てればいいか少しでも考える機会になれば今回の見学会は大成功です。
実際の職場を見て、そこで汗して働いている人に接して、自分がもし働くとしたら、今の自分には何が足りないのかを確認できることがキャリア学習を授業で学ぶことの原点になります。

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