[高等部通信9月号]学園長より~可能性の扉~8

2020年10月19日

8、おわりに

短い夏休み明けのこの時期は、子どもたちも緊張する場面が多くなりがちです。

低気圧もストレスを強める要因と言われています。まして、体育祭などは、感覚統合の問題や認知のつまずきがあるお子様には、非常にストレスが強まる行事になります。

このような時期に人間関係のトラブルなどが重なることによって、不安が強くなり情緒の混乱が生じ、不登校やパニックなどに結びついてくることは珍しいことではありません。

高等部のお子様方は、前期学力考査の結果が出て一喜一憂している人が多いでしょう。今回、思うような得点をとれなかった人たちも後期試験につながるよう原因を把握して、学習計画を見直しましょう。自信を無くすことで無気力や不安につながることがないように細心の注意が必要です。

保護者の方々は2学期のお子様方の様子の変化を見逃さないようにしてください。自然学園のスタッフには、臨床心理士や社会福祉主事の資格を持ったカウンセラーの先生がいます。これからも保護者の皆様方と連携しながら早期の解決を図りたいと思っています。宜しくお願いします。

自然学園 学園長 小林 浩

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