2021年06月14日

[高等部通信6月号]学園長より~可能性の扉~3

3、発達障害と愛着障害について   本来抱えている困難さの他に、二次的に情緒が混乱、または不安定になったり、身体症状として現れたりすることがあります。それらは発達障害の「二次障害」と言われています。発達障害がある子にとってはさらに困難さが増えてしまうため、気をつけなければなりません。二次障… ▶ 続きを読む

2021年06月10日

[高等部通信6月号]学園長より~可能性の扉~2

2、「うつ」に見られる二次障害について   昨年度の休校で家庭学習を余儀なくされた高等部に在籍の生徒の皆さんは、「読む・書く」に苦手さがあり教科書ワーク的な自主学習教材を消化することにかなりの負担がかかる生徒です。動画などの教材も一方的な配信なので、今までのつまずいた課題には、認知的な問題… ▶ 続きを読む

2021年06月07日

[高等部通信6月号]学園長より~可能性の扉~1

1、はじめに   日本でも新型コロナウイルスの変異種の感染拡大が深刻化し、終息の目途がつきません。感染者の急増で東京の緊急事態宣言が4月25日から5月11日まで発令されていましたが、5月31日まで延長されています。埼玉県でも蔓延防止対策等重点措置の対象に指定されている地域があります。そのよ… ▶ 続きを読む

2021年04月30日

[高等部通信4月号]学園長より~可能性の扉~5

5、終わりに   今まで経験をしたことのないような大変なことが世の中で起きています。 私は日ごろから彼らに言っている言葉を自分に言い聞かせています。 大変なつらい時こそ、自分の足元を見て「今できること、今やるべきことを精一杯、努力精進すること。」   そんな思いで毎日丁寧に過ごす… ▶ 続きを読む

2021年04月26日

[高等部通信4月号]学園長より~可能性の扉~4-②

(4)学習環境の整備 まず家庭学習に取りかかる前に家庭のどこで学習させるかが問題になります。たとえ、大きな家の家庭でお子様が部屋を持っている家庭でも、ゲーム機が散乱していたり、レゴブロックが敷き詰められていたり、漫画が散乱していたりする学習環境では、すぐに集中が途切れてしまいます。高等部でお預かりし… ▶ 続きを読む

2021年04月22日

[高等部通信4月号]学園長より~可能性の扉~4-①

4、家庭学習をスムーズに進めるための学習支援   学習のつまずきは、読む、書く、聞くなど、情報を処理する認知の偏りに起因しています。「読む・書く」に苦手さがある人は、問題文や文章などを読んで、設問に応じた答えを解答欄に筆記することは困難を極める行為です。中学生時代の学力考査の前に提出を義務… ▶ 続きを読む

2021年04月19日

[高等部通信4月号]学園長より~可能性の扉~3

3、5月病について   この時期は、入学前から新しい環境の適応に対する不安を抱えながら新学期を迎え、春先は精神的なバランスが崩れ、不安定さが助長しやすい時期です。このような状況で新学期の登校再開に不安を感じているお子様方が少なくないことを私は予想しています。   今までの学校生活… ▶ 続きを読む

2021年04月15日

[高等部通信4月号]学園長より~可能性の扉~2

2、春先の不安による情緒の不安定さ   新学期に入りましたが、このような状況に環境が落ち着かない人たちがたくさんいると思います。先の東日本大震災の際も自閉症や多動性障害などの発達障害のお子様とその保護者の方々は、避難所生活の長期化によって、当初にはなかった様々な困難が生じてきたと報告されて… ▶ 続きを読む

2021年04月12日

[高等部通信4月号]学園長より~可能性の扉~1

はじめに   4月8日から高等部の新学期が始まり、久しぶりに生徒の笑顔を見ることができました。コロナ禍で昨年度は全国の高等学校でも中程度の鬱状態で苦しんでいる高校生が30%いるとのマスコミ報道が先日あり、休み中の生活の乱れを危惧していましたが杞憂に終わりホッとしています。4月10日には新入… ▶ 続きを読む

2021年04月08日

[高等部通信3月号]学園長より~可能性の扉~7

7、終わりに 高校3年生に次いで高校1、2年生の後期試験(学力考査)が終了しました。結果を出した生徒は、自分自身にとっても大きな自信になることでしょう。皆さん一人ひとりが頑張り進級を決めています。就職が内定している高校3年生は、卒業認定試験にパスすれば高校卒業証書を誇りにして社会に巣立つことになりま… ▶ 続きを読む

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