2020年12月29日

[高等部通信12月号]学園長より~可能性の扉~2-②

2、発達障害のお子様の勉強のつまずきについて② 視覚、聴覚、いわゆる目や耳などの五感から入ってくる情報がほんの数秒間だけ記憶として保持されます。このような記憶はすぐ消去されてしまいます。このような記憶が感覚記憶と言われています。この感覚記憶の中で興味や関心があることや自分の中で意味のあることだと選択… ▶ 続きを読む

2020年12月29日

[高等部通信12月号]学園長より~可能性の扉~2-①

2、発達障害のお子様の勉強のつまずきについて (1)ワーキングメモリについて 先月号の思いやり収穫祭の特別講演会のお話しで触れさせていただきましたが、高等部のお子様方の学習のつまずきは、読む、書く、聞くなど、情報を処理する認知の偏りに起因しています。視覚的な機能や聴覚的な機能が弱いことではありません… ▶ 続きを読む

2020年12月28日

[高等部通信12月号]学園長より~可能性の扉~1

1、はじめに    2020年は、コロナ禍における休校や夏休みの短縮、学校行事の縮小など、予定の変更などが大きなストレスになる発達障害傾向の生徒の皆様にとっては、大きな精神的な負担が強いられた年だったようです。  ここのところ増加傾向が止まらない不登校児童生徒の問題もコロナ禍での生徒の状況がたびたび… ▶ 続きを読む

2020年12月25日

[高等部通信11月号]学園長より~可能性の扉~6-③

6、学習支援で大切なもの③ ある大学の陸上部の監督がテレビ番組で優勝する強いチームにするために行ったことの一つとして、まず生徒に自分に手が届く目標を設定させることだと話していましたが、一つの目標をクリアでき、今まで出来なかったことが出来るようになれば、次の目標が見えて来るものです。何もかも出来ないま… ▶ 続きを読む

2020年12月25日

[高等部通信11月号]学園長より~可能性の扉~7

7、おわりに 2学期は、「体育祭」、「学園祭(音楽祭、思いやり収穫祭)」、「芸術文化鑑賞会」といった学校行事が終わり、そして最後に「クリスマス会」と学校行事が予定されています。「稲刈り」、「さつまいもほり」は中止になりましたが、皆さんは学校行事の趣旨をよく理解して、常に全体を意識しながらお互いにコミ… ▶ 続きを読む

2020年12月24日

[高等部通信11月号]学園長より~可能性の扉~6-②

6、学習支援で大切なもの② 一人ひとりの感覚的な偏りや情報を処理する認知力の凸凹を把握できれば、どのような覚え方なら記憶しやすいのか、どのように課題を提示したら課題に取り組みやすくなるのか、どのように問題や課題のプリントを工夫したら解答欄に答えが書きやすくなるのかなどを考えて課題や問題に取り組めるよ… ▶ 続きを読む

2020年12月21日

[高等部通信11月号]学園長より~可能性の扉~6-①

6、学習支援で大切なもの① 高等部のお子様方にある興味の偏りという特徴は、興味を持てることに対してとても高い集中力や持続力を発揮して夢中になって取り組むことが出来るということです。また、自信があって取り組める課題はやるべきことが明確に示されていればその手順に従って粛々と取り組める能力はある子たちだと… ▶ 続きを読む

2020年12月17日

[高等部通信11月号]学園長より~可能性の扉~5-②

5、自然学園のキャリア教育② このような普段の授業と並行するように企業の就労実習や、それに基づく事前指導や実習報告会などを計画的に取り入れ、企業に要求されるスキルが体験を通して理解でき、行動として実践することができ、企業や社会が受け入れてくれる人材の育成を自然学園はキャリア教育の目標としています。 … ▶ 続きを読む

2020年12月14日

[高等部通信11月号]学園長より~可能性の扉~5-①

5、自然学園のキャリア教育① 学校教育でのキャリア教育や働くことを考えた場合、特別支援学校の単独校(職業科)のように1年生からの企業実習を目指し、職業および生活に関わる基礎的なスキルの獲得と「一般企業への就職」を明確な目的として「セルフマネジメントスキル」「コミュニケーションスキル」「作業遂行スキル… ▶ 続きを読む

2020年12月10日

[高等部通信11月号]学園長より~可能性の扉~4

4、第12回自然学園『思いやり収穫祭(学園祭)』 特別講演会 【発達障害がある子どもたちのキャリア教育】【「読む・書く」「算数・数学」が苦手な子どもたちの理由】 自然学園の年間のカリキュラムに組み入れられている学校行事は、自然学園の理念にある、子ども達の将来の自立に向けた取り組みを前提としたキャリア… ▶ 続きを読む

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