バンブー教室 SSTコースについて

2014年4月3日

ソーシャル・スキル・
トレーニング(SST)とは、
一般的には、
対人関係や
集団行動を
上手に営んでいくための
技能を
練習することをいいます。
バンブー教室では、
主に学校での
日常生活が
より豊かになるように、
対人関係における
コミュニケーション能力の向上や、
学校生活における
マナーなどの技法を
指導していきます。
また、自然学園の小学部や
中学部などの児童生徒に見られる
臨床事例をもとに、
学校生活で起こりうるトラブルを、
ケーススタディの題材として
用いることも行っています。
例えば、
自然学園の中学部の生徒の中で、
実際に起こった
トラブルを元に
ロールプレイのシナリオを考え、
自分だったら
「こんなときどうするか」を
考えます。
そうすることで、
よりリアルに
状況を考えることができます。
さらに、
人数が複数いる場合は、
問題が起こった状況を、
ロールプレイという形で
実際の状況を
演じてもらいます。
体験することで、
今後同じような状況になった時に、
正しい行動が出来る
きっかけになると
考えられます。
また、実際に演じてみることで、
子どもたちから
問題の解決方法が
出てくることもあります。
さらに、
SSTにおいて
重要なことは、
お子様の発達段階や
行動面のつまずきに合わせた
課題を用意することです。
例えば、
学校などの社会性のある場面で、
「話し合いができる」ためには、
その前提として
発言できるスキル、
状況を感知するスキルなどの
習得が必要になります。
そのため、
未就学児童に対しては、
「聞く・見る・話す」などの
基本的なスキルの
練習から始まり、
小学生になるにつれて
徐々に複雑なスキルを
身に付けていき、
小学校高学年や
中学生に対しては、
実際のシチュエーションを見ながら、
問題を解決していくスキルを
学んでいくという
プロセスが重要です。
そのため、
SSTコースでも、
一人ひとりのつまずきに合わせた
課題を用意しています。
     『バンブーだより3月号』より抜粋
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