自然学園中学部では、9月21日（水）、22日（木）の1泊2日で金沢へ修学旅行に行ってきました。

1日目は兼六園・金沢城跡・金沢城公園の見学、石川県観光物産館での買物をしました。兼六園では日本最古の噴水や芸術的な徽灯籠など、情緒あふれる庭園美に生徒たちは感激した様子でした。見どころがたくさんあり、広い敷地に戸惑いも見せていました。また、石川県観光物産館での買い物も、楽しい時間となりました。事前に記録したお土産購入予定リストと所持金を、何度も見比べながら時間ギリギリまで悩んでいる姿は、とても真剣で微笑ましかったです。夜はホテルに泊まりましたが、ホテルで家族以外と宿泊することは、多くの生徒にとって初体験でした。少し緊張して寝付けない人もいましたが、生徒が自分の荷物は自分で管理し、朝まで過ごせたことは、今後生徒にとって大きな自信になると思います。

2日目は今井金箔本店での金箔貼り体験と金沢21世紀美術館の見学、近江町市場、ひがし茶屋街の散策を行いました。今井金箔本店には、金の井戸が置かれていて、そのまぶしさに圧倒されました。金箔貼り体験では、思い思いのデザインシールを選んで台紙に金箔を貼り、タンブラーを完成させました。世界に一つだけの素敵な作品に仕上がり、生徒たちはとても嬉しそうでした。途中小雨まじりの中、金沢21世紀美術館では様々な現代アートを見学しました。修学旅行の最後にみんなでひがし茶屋街に寄り、好きなソフトクリームを食べました。

今回の修学旅行を通して、3年生の仲間意識や互いを思いやる気持ちがさらに深まったようです。また、修学旅行を行うにあたり準備をしてくれた保護者の皆様へ感謝の気持ちを感じたようでした。3年間の集大成として、一生の思い出に残る行事となりました。

中学部　髙橋