中学部:学園祭模擬店の報告

2021年12月2日

 中学部では学園祭の模擬店として、全学年合同で駄菓子屋さんを開きました。準備では全学年混同で2つの班に分かれました。模擬店のPopを作ったり看板を作ったりする班も、商品を袋詰めし100円のセットと200円のセットを作る班も、何時間も集中して自分たちの仕事に取り組んでくれました。他の学年と大きくかかわる共同作業はこの学園祭準備が初めてでしたが、互いに協力して仕事をやり遂げてくれました。班ごとに商品を受け渡す子と会計をする子に分かれて仕事をしましたが、最後までミスなく仕事をやり切りました。自分たちの商品をたくさん売るために、自分からビラを持って他の生徒たちに宣伝しに回る積極的な生徒もいました。普段は面倒な仕事をやりたがらない生徒も、自分たちの商品を宣伝するために率先して動く姿を目の当たりにして、中学部の教員として、生徒の持つ可能性に驚かされました。

 実行委員の生徒は放課後残って学園祭の片付けを行いました。テントをしまう作業は大人でも大変な重労働でした。しかし、今年の生徒たちは自分の与えられた仕事を理解し、臨機応変に動きながら協力して片付けを行うことができました。学園祭のあったこの週は月曜日から日曜日まで毎日授業がありました。学園祭2日目のこの日は生徒の疲労が最もたまっていたときでしょう。それでも最後まで協力して仕事をやり遂げた生徒たちの姿こそ、今年度の学園祭のテーマである「協力」を体現してくれた瞬間でした。

 2日間にわたる学園祭、本当にお疲れ様!

中学部 河邉

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