今年一年をふりかえって

2011年12月28日

今年も残すところあと3日になっています。
政権交代や震災があったことで、
特別支援教育を必要とする子どもたちへの
行政の対応が停滞してしまった1年であったように思います。
今年は、学習指導要領が改定され、
従来のゆとり教育でもなく、
またそれより以前の詰め込み教育でもない
「生きる力」を育むという理念のもと、
知識や技能の習得とともに思考力・判断力・表現力などの育成を重視した
新しい学習指導要領がスタートした年でした。
特別支援教育を必要とする子どもたちにとって
彼らが必要とする教育が公教育の現場の先生方によって、
平成20年に学校教育法で加えられた特別支援教育の実践が
すすめられることができたのかというと
今まで以上にそのむずかしさ
そして今後の課題が突き付けられた1年ではなかったかと感じています。
一方、中学校での不登校生徒の数は
学年を追うごとに増加の傾向をたどっています。
その一因として発達障害がある子供たちが関係していることは、
現場の先生方もお気づきになられていることと思います。
発達障害がある子どもたちにとってますます、
息苦しさを感じる学校環境になっているのではないでしょうか。
自然学園は上記した実状に対する
特別支援教育のギャップを埋めるために、
われわれが発達障害がある子どもたちにご提供させていただく
出来る限りの支援を授業として実践していくつもりでいます。
まだまだ不十分な内容を収斂し、
より一層のご満足いただけるような教育内容を
確立していくつもりでいます。
1年間ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします

自然学園学園長 小林 浩
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