大学部:稲刈りの報告

2022年12月8日

9月27日火曜日、5月の田植えでもお世話になった野口農園さんを再び訪れました。成長し、立派に実った稲を自分たちの手で刈り取る、「稲刈り」を農業体験として行うためでした。

かつて苗を植えた田んぼを見ると、稲がたわわに実り、一面がすっかり黄金色に染まっていました。手慣れた様子で次々と刈り取る者、使い慣れない鎌に手を焼く者様々でしたが、協力して順調に刈り取った稲を積み上げていきました。また、今では貴重な、手動式の脱穀機での脱穀も体験させていただき、籾がどんどん弾き飛ばされる様子に、生徒たちも興味津々といった様子でした。

体験後はホールに移動し、新米を使ったおにぎり作りも体験させていただきました。炊き立ての新米は驚くほど風味豊かで、塩のみの味付けでも十分ごちそうと感じられました。毎日のように口にするお米ですが、農園の方によると、これでもひと頃に比べてお米の消費量は落ちているそうで、みんなもっとお米を食べてほしい、と話されていたのが印象的でした。当たり前のように身近にあるお米も、様々な人の苦労や手間を経て食卓に届いているのだなと、思いをはせるきっかけとなったのではないかと思います。

大学部担任 大岡

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