大学部:芸術文化鑑賞会の報告

2023年2月3日

11月18日金曜日、大学部の芸術文化鑑賞会が実施されました。今回は、都心の真ん中、東京の丸の内を訪れました。まずは東京駅のシンボルである、丸の内駅舎の見学です。10年ほど前に復原工事がされ、明治の創建当時の姿が蘇った建物。事前学習で成り立ちや変遷について学んでいたので、当時の姿を留める箇所や最新技術で精緻に復元された装飾など、興味深く眺めたり、熱心に写真を取ったりする生徒もいました。

昼食は丸ビルのレストラン街へ。事前に行きたいところをリサーチし、グループであれこれと話し合って、それぞれ目星をつけておいたお店へ。普段自分で外食をする機会があまりない生徒も多く、これも良い経験となったようです。

午後は近隣の三菱一号館美術館へ。企画展の「ヴァロットン―黒と白展」を鑑賞しました。19世紀末、アールヌーヴォー時代のパリで活躍した版画家。黒を大胆に使った画面作りが印象的でした。美術館も、普段あまり訪れる機会がないという生徒たち。さっさと通り過ぎてしまう生徒もいるかなと思っていましたが、思いの外皆熱心に鑑賞し、時間が足りなくなるほどでした。すっかり秋の装いとなった中庭で、記念撮影をして終了。歴史や美術にたくさん触れ、芸術の秋らしい充実した1日となりました。

大学部担任 大岡

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