大学部:芸術文化鑑賞会の報告

2021年12月20日

11月19日金曜日、大学部の芸術文化鑑賞会が実施されました。大学部は例年、文化や産業に関する博物館に足を運ぶことが多かったですが、今年は珍しくアートに触れようということで、豊洲にあるデジタルアートミュージアム「チームラボプラネッツ」を訪れました。テレビやネットでもよく注目される施設で、最新のCG技術等を駆使したデジタルアートの中に没入でき、まるでSFやファンタジーの世界に入り込んだような体験ができるということでした。

水を張ったゾーンや鏡張りの部屋もあるため、来場者は最初に靴を脱ぎ、裸足になって中に入っていきます。この時点で非日常の世界に入っていく感覚が刺激され、期待が高まりました。そのあとは、無数のクリスタルがきらめいて光が変幻自在に駆け巡る部屋、一面に張られた水の中を光の魚が泳ぎ回る部屋、ドーム状のスクリーン全体を四季折々の花が流れ、花の宇宙に浮かんでいるような感覚になる部屋…。見たことのない世界、初めての感覚に、生徒たちも驚き、興奮し、見とれているようでした。

「美術」や「アート」と聞くと、堅苦しそうだったり楽しむのにも教養が必要なのかと思えたり、思わず身構えてしまいそうなところがありますが、こちらのミュージアムは難しく考えずとも、飛び込んでしまえば五感を活用して楽しめるものばかりで、生徒たちも世界観に浸り、満足したようでした。事後学習では様々な感想が聞かれ、チームラボが運営する別のミュージアムにも行ってみたいと口にする生徒もいました。今回の経験で興味の幅が広がったり、余暇の生活が少しでも豊かになったりすれば良いなと思います。芸術の秋にぴったりの行事となりました。

大学部 大岡

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