学園長コラム 可能性の扉

2013年4月27日

私が事あるごとに生徒諸君に
お話しさせて頂いている
「一隅を照らす」という言葉があります。
在校生の皆さんは
何度か耳にした言葉だと思います。
「一隅を照らす」とは
「これすなわち国の宝」といって、
「社会の片隅でもよい、必要とされる人物となれ、
縁の下の力持ちになれ」という意味です。
天下国家に関わる偉人に
だれしもがなることはできない。
自分が今与えられた仕事、自分が出来る仕事を
誠実に極めることで、自分の仕事を
必要としている人にとっては
必要不可欠な存在になりうる。自分のやっている仕事が
少数の人たちに貢献できているということ、
このことに誇りを持って取り組む人こそが
国においての宝だと、この言葉は意味していると
私は解釈しています。
私は自然学園からこのような人材が
一人でも多く巣立ってくれることを
大いに期待しています。そして皆さんは、
ひとりひとりの生まれもった個性に誇りをもってください。
つまずきをもっていることも、自分の大切な個性です。
そのことをひがむことなく、落胆する事なく、
自分の可能性や能力を最大限引き出していくことに
努めてください。
(入学式式辞より抜粋)

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