春期講習の報告:スクラッチによるプログラミング

2021年4月7日

 自然学園バンブー教室では、3月25日木曜日~4月6日火曜日まで、春期講習を開講しておりました。春期講習では様々なコースが開校されておりましたが、今回は個別学習コースで行わせていただいたスクラッチによるプログラミングの授業を報告させていただきます。

 授業では最初、スクラッチで作成したゲームを遊んでもらいました。これは、今から自分が作るプログラムの動作を知ってもらうためです。普段遊んでいるゲームも同じようなプログラムが裏で実行されていることに触れながら、どのキーを押すとどんな動きをするのか、BGMやSEはどんなタイミングで鳴っているのか、ゲームを遊ぶことを通して、そこに気付いてもらいます。

 そして、実際にプログラムを組んでもらいます。スクラッチは教育用に開発されたプログラミング言語であるため、命令文が非常にわかりやすいという利点があります。さらに、補助教材として、組むべきプログラムとその意味を記したプリントを用意し、スクラッチでゲームを作ることが初めての子どもでもつまずくことなくゲームを作り上げることができました。

 春期講習後半では、前半で学習したことを活用して、自分が考えたゲームを作ってもらいました。完成したゲームのイメージを紙に書き、それを参考にゲームのプログラムを組んでいく姿は、まさに「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組み合わせが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合わせをどのように改善していけばより意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力(プログラミング的思考)」が身についていると言えます。

バンブー担当 河邉


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