発達につまずきのある子どもたちに多い、学習面の困難さ ~算数編~

2012年7月21日

算数のつまずきポイント その1 規則性や順序を考えて数える
下のように,ばらばらに黒玉と赤玉と青玉があります。
さて、赤玉はいくつありますか? 
ものを数える単純作業で、指でなぞったり、
目で追ったりと方法はいろいろあります。
しかし、順序だてて考えることや、規則性、判断力に難がある生徒は、
途中でつまずいたり、何度やっても答えが合わなくて
投げ出してしまうことがあります。
これが玉の数が増えたり、林の中で特定の木を数える作業に
なったりするとパニックに陥ってしまうかもしれません。
先日、この手の問題で、一つずつチェックを入れ、
そのたびに正の字の1画を書いて数えている生徒がいました。
時間はかかりますが数えもれや重複を防ぐ最善の方法の1つだと思います。
多くのものの中から特定のものを調べたり、
数えたりするときは、あわてずに見通しを立てながら、
順序だてて考えることが大切です。
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