発達障害と不登校④

2011年12月19日

(こちらの記事は前回の発達障害と不登校③の続きです。)
不登校生のなかで
発達障害がある子供たちの割合も
はっきり診断がある場合の生徒は3割ぐらいですが、
その傾向がみられる子供たちの割合で言うと
6,7割になるのではないかと思われます。
相談学級や医療機関の先生の意見では
8割ぐらいの生徒が相当すると見解が多数を占めています。
このことを考えると中学生の不登校生の推移や
高校中退生の推移に、
発達障害がある生徒の人数が大きく影響しているように思われます。
高等学校の不登校生の場合、
休学や退学に結びついてしまうので、
正確な不登校率が明示できないので、
資料が参考にはできないのですが、
高校生の不登校生の増加も容易に想像ができます。
そしてこのことが高等学校の特別支援教育の遅れと
発達障害がある子供たちの受け入れの少なさに
大きく関係していることがわかります。
                    
高等部を受験する中学生が、
去年に比べて11月現在と比較しても
圧倒的な問い合わせの多さになっています。
今回、述べたようなことが背景にはあるのではないかと思っています。
自然学園では中学校時代に不登校を経験した生徒が、
毎日生き生きと登校できるような学校づくりを今後もめざしてまいります。
さらに、バンブー教室での支援体制の強化にも努めていきます。
自然学園 学園長 小林 浩
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