芸術鑑賞会レポート

2009年12月2日

11月27日(金)、おだやかな天気にめぐまれ、
自然学園高等部と大学部は〝上野の杜で芸術探訪〟と名づけた
芸術鑑賞会に行って来ました。
秋の色に染まった上野公園の中をのんびり歩き、
目指したのは東京国立博物館。
ここは昔、J・コンドルが設計し、明治15年に開館しましたが、
大正12年の関東大地震で損壊しました。
昭和13年、渡辺仁という人の設計で再建築され、
「帝冠様式」と呼ばれているそうです。
これだけでも建築美術と呼べますね。
ちなみに2001年には重要文化財に指定されています。
さて、平成館と呼ばれる建物では
「皇室の名宝-日本美の華」展をやっておりました(図版参照)が、
私たちは常設展だけを探訪することにしたのです。
ところで、本館1階の⑱コーナーには、
あの有名な岸田劉生の「麗子微笑」があります。
これを見ただけでも筆者は満足なのですが、
他にもまだまだ見るべき芸術作品があちこちに並んでいました。
美術の教科書に出てくるような美術品の
本物、現物をみることはなかなかありません。
こういう機会があったればこそです。
さらにラッキーだったことは、
当日が「秋の庭園開放」期間に入っていたことです。
ふだんは見ることのできない秋一色の庭園の美しさも格別でした。
「日本庭園」もまた美術品のひとつと数えられるものでしょうね。
紅葉の美しさは、自然もまた芸術なのだと思わせてくれました。
by 宮崎
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