1月9日 学校説明会   1月11日 高等部体験授業

2010年1月22日

テレビで放映される成人式の映像は毎年のこととは言え、
新成人が壇上に上がって暴れている姿は
あまり気分のいいものではないですね。
小学校、中学校時代の仲間の前で
目立ちたいと思う自己主張が
新成人たちを駆り立てているのかもしれません。
このような行動でアピールする以外、
自己主張できる場面が今までなかった
若者たちなのかもしれません。
このような彼らの行為は
成人としての自覚を持った意味ある行動とは到底思えません。
このような若者の空虚感が精神年齢の成長を
妨げているように思われて仕方がないです。
政府が成人年齢を18歳とする案を検討しているようですが
責任だけ持たせても彼らに成人としての自覚がもてる
精神的な成長が促せるのかどうかが
学校教育も含めた行政や周囲の大人たちの
課題になってくると思います。
自然学園では1月9日に高等部、大学部の説明会、
11日には高等部の体験授業が開催され、
たくさんの方々に参加していただきました。
説明会後の面談では熱心に自分の悩みを話されて、
前向きに自分の将来を考えている
「高等部、大学部の希望者」の姿を目の当たりにしました。
中には二時間近くご相談を受けた方もいらっしゃいました。
新成人と同じ年頃であるにもかかわらず、
悩みや挫折感を乗り越えたうえでの前向きさが、
何もしないで後ろ向きになっている空虚感とは比較できない
“生きる”という力強さを感じさせてくれました。
そんな方たちが入学を希望してくれる
『自然学園』を誇らしく思える成人の日でした。
学園長

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