トップ > 高等部の指導理念
一人ひとりの実態を把握したうえで学習支援、行動支援、メンタルケアを行い、 「できること」を伸ばし、つまずきを補い、達成感をもたせます。
毎月1回、1年を通して畑づくりから収穫を目指す農業体験を実施しています。直に土に触れ地道な作業を続けることで「生活の営み」を考えるきっかけを作ります。
それぞれの発達の遅れから生じる困難さ、日常生活で生じている問題点(ルール上の問題、対人関係)の改善と、将来を考える上で必要とされるスキルの習得を目指します。 ソーシャルスキルトレーニング(SST)は、言語的ソーシャルスキルと非言語的ソーシャルスキルの2種類に分けられます。言語的ソーシャルスキルには相手の気分を害さない話し方、上手な依頼法、ユーモアの使用、自分の気持ちを適切に伝える、話題の選択と持続、などが含まれます。一方、非言語的ソーシャルスキルでは挨拶、他人の感情・行動理解、協力行動、自分のイメージ形成、攻撃的にならずに争いを解決・避ける技法を学びます。
ソーシャルスキルトレーニング、グループワーク(ビジネスマナー・ビジネススキル・ビジネスコミュニケーション)、ジョブマッチングの結果に基づいて、個々の就労スキルと適性を考慮しながら企業へエントリーします。ジョブコーチが職場での同僚や上司の仲介を行い、家庭訪問をしながら就労支援を進めていきます。