バンブーだより 6月号 学園長ブログ~可能性のとびら~-8
2024年7月13日
8、バンブー教室たけのこコースの療育について
社会不適応性を改善して、問題行動を少なくするためには、やるべきこととやってはいけないことを明確にしたうえで、やるべきことの指示をだし、指示通りに動けたら褒めていきます。まだほめられたことがわからない子どもにはごほうびにお菓子やおもちゃを与えて褒められたことがわかる状況を作り出すことも大切になります。できないことを言い訳したり、問題行動をわざと起こしたりして、注目を引くような行為には取り合わず無視をし、できたことを褒めていきます。
バンブー教室では、このような子どもたちの療育に結び付く支援をお手伝いしたいと考えています。小集団で行う療育教育では、子どもは、共同作業すること、順番を待つこと、名前を呼ばれたら返事をすることなど、社会生活の基本ルールを学ぶことになります。その前提になるものが社会的スキルです。これは社会参加し、社会生活を円滑に送るために必要なスキルです。幼稚園や保育園に入園すれば、他者との関わりは必然とされ、コミュニケーションがうまく取れなければ子どもたちに精神的な負担が多くかかってきます。当然小学校ではそれ以上の社会的なスキルが必要とされるでしょう。バンブー教室ではこの社会的なスキルを育ませるために必要な言葉の獲得などの社会的なスキルに結び付くコミュニケーシャンの基礎となる学術的なスキルや身体的なスキルを学ぶための未就学児童のたけのこクラスを2歳のお子様まで対象年齢をひろげを新たにきめ細やかなニーズに対応できるクラスをたけのこコースに設けています。