バンブー教室:バンブーだより4月号 学園長ブログ~可能性のとびら~-2

2026年4月21日

2,バンブー教室の教育支援計画について

個別の教育支援計画は、特別支援を必要とする児童生徒の一人一人のニーズを正確に把握し、最も効率的、かつ効果的な児童生徒にとって負担のない学習支援や学校生活における問題行動の改善などの支援や,指導を保護者や本人が悩み苦しんでいる課題について教育の視点から適切に対応していくという考えで長期的な視点で乳幼児期から学校卒業後までを通じて一貫して的確な教育的支援を行うことを目的としています。この事は、文部科学省が提唱している個別の教育支援計画に準じているものです。

実際に自然学園は、バンブー教室をはじめ自然学園小学部、中学部、高等部、大学部を通してお預かりした幼児、児童、生徒、学生の将来の社会的な自立を目標とした段階的な教育支援を実践し、バンブー教室からの在籍生が、フリースクールである小学部、中学部、通信制高等学校な技能連携校である高等部、そして高等学校を卒業した大人の発達障がいの学生を対象にした大学部の在籍を通して一般就労での社会参加を実現している実績を毎年積み重ねています。高等部の卒業生には、大学進学や専門学校への進学を果たし、自分たちの興味ある専門分野の研究や各種の公認資格を取得して実社会で活躍されいてる多くの卒業生を輩出しています。

また、この教育的支援は、教育のみならず、福祉、医療、労働等の様々な側面からの取組が必要であり、関係機関、関係部局の密接な連携協力を確保することが不可欠であるとされていますが、実際に学校生活を負担なくコントロールするには、医療機関の連携が必須になります。医療機関から薬を処方されている児童、生徒、学生も少なくなく、薬の効果や服薬のタイミング、時期およびパニック時の対処など綿密に連携を密にする事は学校生活を安定して過ごす重要なポイントになります。

その上で個別の教育支援計画で把握した児童、生徒、学生一人ひとりに認知発達の特性に合わせたユニバーサルデザインを打ち出し、環境整備を実践していきます。不安、心配のない彼らにとっての安心できる教育環境を提供することこそ特別支援教育の成功の鍵と言えるでしょう。実際に自然学園では公的な児童精神科での長い勤務経験がある自閉症の専門医を顧問として連携させて頂いています。必要に応じて生徒事例会議(ケース会議)にも参加して頂き、生徒指導上の具体的な対応を立案しています。
当然、現実的な障害者雇用を希望されている生徒、学生の場合は、特例子会社等の企業との連携での企業実習の設定や入社のエントリーなど、ハローワークも含めての連携が一般就労の実現に必要になる要素です。

また児童、生徒、学生が入学する前に在籍していた幼稚園、保育園、および小学校、中学校、高等学校などの担任など関係したスタッフとの連絡も必要になるポイントのひとつです。どのような時なパニックになるのか、行動特性を,具体的に把握して支援計画および支援目標を立案するのに不可欠な連携となります。 実際、自然学園に在籍している児童,生徒,学生のほとんどは、放課後等児童デイサービスなどを利用しているケースもあるのでそのような機関と連携していく事も必然になります。このような取り組みの中で医療機関、小学校、中学校、高等学校、児童デイサービスなど教育,医療、福祉機関の関係者の皆様からのご紹介でいままで多くの在籍生をお預かりさせていただきました。

そのための核となる資料となるのが個別の教育支援計画なのです。

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