バンブー教室:バンブーだより6月号 学園長ブログ~可能性のとびら~-7
2025年6月25日
6,おわりに(自然学園バンブー教室夏期講習について)
一般的に小学生や中学生のお子様にとって1学期は、お子様方にとって、新しい環境になじめず精神的な負担が生じ不安が強くなる人たちが多い時期です。勉強面でも小学生は3年生、4年生と学年が上がるたびに勉強が難しくなり通常級の勉強について行けず悩むきっかけになる時期です。去年から新しい改定された学習指導要領が小学校から導入されました。今年度は中学校で導入される予定です。中学校に上がった新入生は中1ギャップに直面し学校に行きたくない気持ちが強くなるきっかけも1学期に経験する人たちが多いことでしょう。個別指導コースなら個別の勉強の遅れやつまずきや苦手さに配慮した学習指導をきめ細やかに実践できます。苦手なことでのいやな思いを引きずらないためにも、早めにその思いを払拭しておく必要があると思います。
感覚的な問題があり、目と手の協応、微細運動、粗大運動などが苦手で学校の授業でもリコーダー、ピアニカがどうしても吹けないお子様や縄跳び、跳び箱、マット運動、鉄棒などの運動がどうしてもできないお子様やコンパスやハサミなどがうまく使えないお子様などは、バンブー教室の夏期講習で音楽、アート、体育コースを受講してみてはいかがですか。受講することで、できるという実践を驚くほど簡単に経験することになるでしょう。成功体験の積み重ねで苦手な気持ちから少しでも早く解放されることを祈っています。そこで得た自信が必ずお子様方の2学期から学習に向かう意欲としての大きな力になるはずです。
バンブー教室の中学生の皆さんは、学力試験で悪戦苦闘している人たちが多いと思います。とくに中学1年生ではじめての試験に挑む人は、大きな緊張で試験が終わるまで生きた心地がしないのではないでしょうか。
自分なりに今まで勉強したことをすべてぶつけて、1点でも多くとるように全力を尽くしてください。大切なことは、テストの得点だけにこだわるのではなく、返却されたテスト結果をよく見直して、自分でどこができなかったのか、準備不足であったのか、苦手な分野であったのかを分析して、準備不足であった人は、2学期の試験までの学習計画を今から考えておく必要があるでしょう。
苦手な分野で足を引っ張られた人は、バンブー教室の担当講師の先生と相談して、その苦手さは自分のどんな欠点が起因しているのか、どういう学習環境であれば認知などつまずきがカバーできるのか、どのようなやりかたでまた手順で考え、解法をしていけば答えが導き出すことができるのかを自分で自覚することが大切になってくるでしょう。
そして、そのための学習方法を身に着けていくことが必要になります。夏休みは中学生の皆さんにとってそのための大切な期間なのです。
学力考査で思ったような結果がでなかった人は、いつまでもくよくよしている暇はありません。早速2学期に向けた勉強をはじめましょう。そのためにバンブー教室の夏期講習が、今後の学習の道筋をつけてくれる大きなナビゲーターの役割を果たします。
悩むより先に行動しましょう。
自然学園学園長 小林浩