バンブー教室:バンブーだより8月号 学園長ブログ~可能性のとびら~-8

2026年8月31日

8,中学生の学力考査対策について

勉強を苦手としている生徒に共通している行動面の特性としては、集中力に欠けることが挙げられます。興味の偏りが強いので好きなことには一生懸命取り組み、時間を忘れて没頭し集中できるのですが、苦手意識のあることは全く心が動かされずやる気が出ません。

このようなモチベーションだと、彼らのもともとある集中力の無さや他のことに気が移りやすい特性が強くなり、落ち着かなくなり、イライラが強くなります。そんな気持ちの中、ゲーム機やマンガなど普段から大好きで興味が強いものが目に付くようなところにあれば、それに飛びつくことは必至です。一度気持ちが削がれてしまえば、勉強はどこ吹く風になってしまいます。そこで、自然学園バンブー教室では、通常級に在籍している生徒に試験対策授業を行っています。試験で出題が予想される課題は、ほとんどの教科担当の先生が試験前にプリントとしてテスト勉強用に手渡してくれているはずです。出題が予想され、かつできる課題から限定して期末試験の予想問題に取り組ませ、さらに限定した問題から作成した模擬テストを準備して授業の課題として生徒に取り組ませるので、試験勉強を計画的にやりさえすればある程度の得点はできるはずです。書くことが苦手な生徒は、勉強の工夫をしてください。視覚的な認知に凸凹があり、書いて覚えたり、読んで覚えたりすることが苦手な人は、演習問題を眺めていても飽きてしまい、教科書に書かれている問題を解法することに必要な方程式や重要な単語などを参考書や問題集を机に広げた家庭学習では、覚えることができないでしょう。

試験前の授業で配布された予想問題、または教科書ワーク上の出題頻度が高い問題をスマートフォンのアプリやタブレット、パソコンでまとめ、文字に色づけしたり、イラストや写真を添付したりしながら情報をモニターの画面に整理します。算数の公式、英単語、元素記号、歴史上の出来事などは、スマートフォンの単語帳アプリなども有効です。歴史の年号や漢字を覚えるために、パーツごとに意味を持たせたり、パーツの形状がイメージできるような言語の手がかりを持たせたりしながら覚えることができるようなアプリもあります。単語帳アプリなら画面上で視覚情報として流しながら、音声機能を使って入力した文字を繰り返し聞くことで、「読む・書く」の継時的な学習方法より楽に学習でき、効果的に覚えやすくなるはずです。

このような勉強法の工夫をすることで学習がはかどり、覚えられなかった重要事項が覚えやすくなります。凸凹があるなら、その凸凹の特性を応用するSLD傾向の人にあった学習方法があるはずです。自分に合った勉強方法を見つけ出すことが大切です。バンブー教室では、ひとり一人にあった勉強方法を一緒に見つけていくことができるので安心です。普段の勉強で学習計画を立てるには、今自分がつまずいているところからもう一歩で手が届きそうな課題にチャレンジできるような目標を立てることが大切です。そうしていけば、課題ができた喜びや達成感を経験させていくことができるでしょう。できないことでの失望感より、多くの成功体験が上回ることによって次のステップに向かう好奇心や学習意欲が出てきます。そして、人は褒められることで自尊心が満たされ、そこで得た自信が向上心につながってくるものなのです。最初は、凸凹の凸のスキルで解法が見つけられるような課題を選んであげることから始めることが重要なのです。

これが、自然学園で実践しているスローステップの学力アップメソッドなのです。褒められたことのないお子様方は、なによりも褒められたい欲求で満ち溢れています。そのためにはワーキンングメモリをはじめとしたできない理由を把握することが大切です。そこからではないと有効な学習支援は実践できません。今までバンブー教室の授業を受けてきた生徒の皆さんなら必ず試験に向かい合い、その答えを導き出せるはずです。精一杯頑張ってください。

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