中学部:中学部通信4月号 学園長ブログ~可能性のとびら~-7

2026年5月13日

7,おわりに

4月26日の日曜日に藤まつりが開催されました。自然学園の校舎の前の藤の花も開催日より2週間ぐらい前から開花して桜同様例年より早い開花になっていました。校舎の前の白藤は遅い開花でちょうど当日が見ごろでした。自然学園の高等部2,3年生と大学部の生徒は、藤まつりに校舎前で模擬店を出店させていただきました。

高等部2年生の「ハニーレモネード」や高等部3年生の「ホットドッグ」、大学部の「フレンチトースト」は担任の先生とクラスの生徒が話し合って生まれたスーパーフードの傑作です。作り方はシンプルですがどれもおいしいものばかりでした。当日は晴天に恵まれ、たくさんのお客さんがふじ通りの藤を鑑賞し、模擬店のB級グルメに舌鼓を打っていました。久しぶりの賑わいで、お客様に対応している私たちも楽しかったです。もちろん我々の模擬店も大盛況でした。自然学園在籍のお子様および保護者の皆さんをはじめ大勢のお客さんに楽しんでいただき、私にとってもとても幸せな1日でした。

生徒の皆様と授業以外に触れあうことができる機会を積極的に設けていくことで、グループワークを身につけ、協調しながら協働できるスキルを育み自立を実現することが自然学園で学ぶことの意義だと考えています。そのような意味では、自然学園の学校行事はSSTの実践になります。SSTは汎化できなければ意味がありません。効果的なロールプレイングは、実践でのリハーサルです。そして行事のフィードバックをクラスで実施し、次の行事で生かすことができれば必ずソーシャルスキルは気が付かないところで驚くほど向上しているはずです。

保護者の方々において、お子様の小中学校から継続している「勉強の遅れ」は最も気になることの一つではないかと思います。自然学園中等部では6月に期末試験があります。今から試験のことで焦らなくても大丈夫です。保護者の方々の気をもむ気持ちは充分理解できますが、あまり厳しく言い過ぎたために、学習性無気力が強くならないような状態を作らないように心がけてほしいと思います。勉強の遅れは、これからでも十分取り戻せます。大切なことは今までやってきたことを継続することと、勉強を嫌いにさせないことです。そして、何より精神的な安定を図り、学習性無気力のきっかけを作らないことなのです。

もし、お子様の精神的面での異変や落ち込みに気が付きましたらすぐにご相談ください。

早いうちの対応が二次障害を軽減させる唯一の方法なのです。

自然学園学園長 小林 浩

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