中学部:中学部通信4月号 学園長ブログ~可能性のとびら~-1

2026年5月7日

1,はじめに

今年の桜の開花は例年より少し早い開花でしたが、4月9日の入学式にはまだ葉桜にならない桜も多くみられ、桜吹雪が舞い散る華やいだ入学式を迎えることができました。

中学部の新2年生、3年生も4月8日に始業式があり、新年度が始まりました。新2年生、新3年生に在籍している生徒の皆さんは、春期講習を挟んで生活リズムが崩れてしまっているお子さんも少なくないだろうと予想していました。ゲーム三昧の春休みが続いたあとなど長い休みが続くと、学校へ行き渋るお子様も多いとの統計上のデータが存在しますが、在校生の皆さんが始業式に参列している様子を見ると、久しぶりに集まった喜びが隠しきれない、笑顔のほころぶ姿がそこにありました。元気がはち切れんばかりまぶしく意欲的な少し大人になった姿がそこにありました。

中学部の入学式は翌日の4月9日に挙行されました。入学するどの生徒の皆さんも、緊張していたように思います。フリースクールとしての自然学園を選んでいただいたということは、小学校時代に大勢の集団での適応がうまくいかなかった経験が少なからずあった生徒の皆さんであると思っています。新入生の皆さんは、人とのコミュニケーションが苦手な人が多いと思います。いじめを経験したり、不登校を経験したり学校生活にいい思い出がない人も少なくないでしょう。勉強の苦手な人もいるでしょう。新入生の皆さんがこのクラスに居場所を見つけたときに、はじめて人と繫がる力が育み、そのことが社会性を育てるのです。社会性とは、みんなと仲良くできる力です。最初に苦手だと思う人にも皆さんから話しかけることのできる力です。また、苦手だと思うことにも積極的に取り組む勇気を持てる人です。ここにいる皆さん方は、運動が苦手な人、手先が器用な人、人との距離感がうまくつかめずクラスメートとトラブルが多かった人など、いろいろな苦手さをもって入学してくれました。

必ず皆さんが置かれたこの場所が、皆さんにとって最も居心地の良い場所になるでしょう。上級生は暖かく皆さんを受け入れてくれるはずです。そんな居場所が自己肯定感を育み、クラスの絆が生まれ、ソーシャルスキルが向上していくのです。そして、苦手な勉強も意欲的に取り組めるようになるはずです。そして、目標に到達する学力やスキルを獲得するためにスモールステップでの行程で計画を立てていけばいいのです。それを実行するのは、まさしく、今これからなのです。

 

 

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