中学部:中学部通信4月号 学園長ブログ~可能性のとびら~-4
2026年5月10日
4,フリースクールとは
フリースクールが不登校を経験している高校生や中学生のもう一つの学び舎や居場所として、少しずつ知られるようになったには、1990年代になってからぐらいではないかと記憶しています。平成4年(1992年)に文部省が学校にいかない生徒を認めるようになり、全国でフリースクールの利用者が増加してフリースクールの認知度も高くなってきました。
それ以降、不登校児童・生徒の中には、教育支援センター(適応指導教室)やフリースクールなど、学校外の施設において相談・指導を受けている児童・生徒がいたため、このような児童・生徒の努力を学校として適切に評価し、学校復帰などの社会的自立を支援するため、小・中・高等学校の不登校児童・生徒が学校外の機関で指導等を受ける場合について、一定要件を満たすとき校長は指導要録上「出席扱い」にできる取り組みが始められました。
また、指導要録上「出席扱い」となった児童・生徒の経済的負担を軽減するため、学校外の施設に通所する場合、交通事業者の理解と協力の下に、通学定期乗車券制度(いわゆる「学割」)の適用を受けることができることとなりました。その後、高校生を対象にしたフリースクールは、サポート校と呼ばれるようになりました。サポート校が通信制高校を自ら設立した動きが盛んになり通信制高校が増加しました。
しかし、一定の条件を満たすことの具体的な基準が曖昧で、どうしても生徒を受け入れた実績があるフリースクールに一日の長があった気がします。そのような点でも自然学園中学部は、いままで多くの卒業生を輩出しています。特別支援教育では、支援学級の先生などを中心に認知度は高くなっていると思います。
通常級に適応できなくなったきっかけとして、人間関係のトラブルやいじめ、担任との問題等で精神的に不安が高まり、情緒が不安定になるなど二次的なつまずきが発症するなどの状況が背景にあるなどの実情を耳にする機会が多くなりました。





