高等部:高等部通信新学期特別号 学園長ブログ~可能性のとびら~-2

2026年10月3日

2、総合選抜・推薦入試のはじまり

進学希望の3年生は、夏休み中に大学・専門学校のオープンキャンパスへ足を運び志望校を絞ったはずです。毎年夏休み中には、ほとんどの生徒は志望校を決定し10月からの大学の総合選抜入試や推薦入試の準備について、担任と相談している3年生の姿を校舎でよく目にするのがこの時期の恒例行事になっています。10月からいよいよ大学の総合選抜・推薦入試がはじまります。私立大学の場合は総合選抜型と学校推薦型選抜による入学者の割合が約60%に上り、大学改革の影響で入学者が増加しています。

総合選抜型入試とは合否の判定にペーパーテストの得点ではなく、受験生の意欲や大学との相性を重視します。そして書類選考や小論文、プレゼン、面接などの方法で受験生を評価します。自分の今までの経験や実体験を踏まえ、志望学部が打ち出している研究テーマにいかに興味をいだき、その研究に取り組みたいと考えるきっかけになったのかを志望理由にまとめ、その熱意や研究テーマが自分の考える将来像にどうつながるかを自己推薦書に明記でき、プレゼンテーションできるかが重要になります。学力試験が課されることも面接で志望分野に関連する知識が問われることもあります。このように総合型選抜は小論文・面接以外に、大学独自試験や大学入学共通テストなどが課される場合があります。しっかり学力を測る入試も多いため対策が必要です。また評定平均についても、学校推薦型選抜の場合は基本的に一定以上が必要となりますが、総合型選抜では定められていないケースが一般的です。一発逆転が起きるのも総合選抜型です。

学校推薦選抜は以前まで指定校推薦や公募推薦と呼ばれたものが合体したものです。高校の校長先生の推薦にもとづき、受験生の知識や思考力、学習歴や活動歴も踏まえて評価する入試方法です。学校長の推薦が得られたということは大学が定める出願条件に評価基準が満たしていたということです。日頃からの努力が実ったと言うことです。自然学園高等部の生徒の皆さんの場合、プレゼンテーションやグループディスカッションは苦手な生徒が多いので、総合選抜はあまり向いてない人が多いと思います。学校推薦選抜を受験する生徒の場合は、等身大の自分自身を受け入れてもらえるだけの実力が、あなた方にはすでに備わっているはずです。あとは今日まで自然学園で学び続けてこられた自分自身に自信を持って面接、論文試験の準備をしてください。

 

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