高等部:高等部通信8月号 学園長ブログ~可能性のとびら~-3
2026年7月30日
3、自然学園高等部の就労支援について
高等部の在籍生も含め、医療機関でLDやADHD、自閉症スペクトラム障害の診断を受けたお子様方や通常学級や特別支援学級の情緒学級在籍生で、まだ診断を受けていないお子様方で診断を受けたとしても療育手帳が取得できなかったお子様方がたくさんいます。発達障害を心配するお子様の保護者には、お子様の将来の就労を心配するあまり無理をして療育手帳を取得して特別支援学校の職業科の受験をお考えになっていた在籍生も少なくないでしょう。
高等学校への進学者の中には、発達障害者支援法に該当する発達障害がある生徒が一定数いると思います。そのような生徒が就職を希望した場合、障害者就労での進路指導に実績がある高校をあまり耳にした事がありません。自然学園は創立以来、発達障害があるお子様の自立に向けた就労支援を積極的に実践している技能連携校です。
本校でも企業に在籍生徒がかかえる障害を理解していただき、実績を積み重ねるまでにはいくつか困難がありました。自然学園では企業が要求する就労スキルを育むために、企業での就労実習を通した体験的な学習で学んだスキルを般化するためのカリキュラムを授業に導入し、企業での実習体験と授業での学習とを組み合わせたデュアルシステムを実践しています。その結果、企業での認知の凸凹の特性やASDやADHDなどの発達障害の特性を理解していただくことに繋がり、業務上の職種の広がりも含め、精神の手帳の取得者における認識が見直され、障害者就労の精神手帳取得者の積極的な採用にも繋がっていることが、本校の一般就労の採用実績からも読み取ることができます。





