高等部:高等部通信9月号 学園長ブログ~可能性のとびら~-5(2)
2026年9月8日
(1)「見ること」「読むこと」が苦手な生徒のための支援(視空間のワーキングメモリの問題や眼球運動障害などのつまずきがある人)
①レポートの取り組むべき課題の箇所を限定して掲示する
②問題を解法するために必要な取り組むべき手順を明記したメモを横に置いて、確認しながら課題に取り組んでもらう
③プリント(ワークシート)を作成する際にワーキングメモリを補うメモやヒントを書き込める欄を目につく目立つ箇所につける
④文字を大きくしたり、ゴシック体にしたり、文章の下に定規など文字を強調できる付箋等の補助器具を下に置き文字を読みやすいように支援する。
⑤アプリや文字の拡張機器を使って文章を取り込み拡大や文字の強調、色付けするなど教科書やプリント(ワークシート)の文章を補助する工夫を取り入れる。
(2)書くことの支援(視空間のワーキングメモリの問題や発達性協調運動症のつまずきがある人)
①文字をかたちづくることに役立つ補助線やマス目がある解答欄を大きくつくる。
②タブレットを使用して解答欄への解答は、打ち込みでの入力を可能にする。
③なるべく書き込みではなく、記号や選択肢での問題に出題を変更する。
④口頭で答えられた解答の正解を見ながら、正しく解答欄に記述する。
(3)勉強に取り組むことの負担を軽減させる支援(1,2の共通したつまずきのある人)
①シャープペンシルなど力を入れると芯が折れ、芯を取り替えることも不器用が強い人は、時間を要する筆記用具を極力さけ、力を入れなくても記述できる太く、濃い鉛筆を使用してもらう。
②消しゴムを消す事にもストレスが強く負担が掛かる子は、消しゴム係をしてあげる。またはタブレットのノートアプリを使用して「戻る」「ディレイト」をタップして、間違えを消去できる事を教える。
③取り組む課題を限定し、学習に対する心理的負担を軽減させる。現在の学力に対応できる課題を提示する。簡単に解答できる問題から徐々に難易度を上げていく課題構成の工夫をする。最後は解答出来て課題を終える事が望ましい➡それぞれのつまずきや課題に合わせた習熟度別クラス編成を導入。+クラスごとの学力考査の実施。
④解答のヒントになるような視覚的な手がかりや言語的手がかりを必ず用意してあげて、声かけによって上手く解答手順で進めていっている事を声かけで伝える。
⑤集中が続かないようなら休み、代用行動として、体を動かすような課題を学習プログラムに入れる。➡リソースルーム、個室リソースルーム、保健室の常設。
(4)勉強できる環境を整える
①聴覚過敏があり教室のザワザワ感や他者の言動が気になる生徒にはパーテーションでの対応で不安や緊張の緩和を実践。
②無理ないスモールステップで受講を限定した個別の支援計画の実施(3段階のスモールステップの実践)。
③生徒一人ひとりに合わせたプログラムによる学習支援の導入。
④その日にやる授業内容を最初に説明し学習の順番を明示する。
④オリジナルテキストプリントの拡充。
⑤「読む」「書く」「聞く」を補助するタブレット、アプリの使用。





