2017年06月19日

[高等部通信5月号]学園長より~可能性の扉~⑦

5、終わりに このような彼らに関わる指導すべき立場の人の「気づき」のなさが彼らの不安を大きくしてこの時期の不登校や無気力に結び付いているのです。このことを踏まえて、彼らが行動しやすい規範を作ってあげて、それを彼らがわかりやすいように構造化、可視化し、行動パターンを彼らとの約束として般化させてあげれば… ▶ 続きを読む

2017年06月15日

[高等部通信5月号]学園長より~可能性の扉~⑥-2

学習性無気力の状態とは、漢字の習得ができないと一方的に叱責されたり、できないことを無理やりやらされたりして、その外的苦痛から逃れることができないときに生まれる未学習です。未学習とは苦手なことから意識的、無意識的に逃れようとして、経験し習得しなければいけない学習を身に付けることのできない状況を指します… ▶ 続きを読む

2017年06月12日

[高等部通信5月号]学園長より~可能性の扉~⑥-1

4、発達障害がある子どもたちの学ぶ力  高等部の入学説明会でも触れさせていただきましたが、発達障害のある子どもたちは、その特徴として認知の弱さや感覚的なアンバランスさがあると言われています。そして通常学級で授業についていけないことや学力不足の原因の一部としてこの認知の偏りが起因しているとされています… ▶ 続きを読む

2017年06月08日

[高等部通信5月号]学園長より~可能性の扉~⑤

3、アセスメントの重要性について 自然学園では、一人ひとりのお子様に対してのアセスメントを重視しています。アセスメントとは、支援を求めている対象が、これからどうしたいと思っているのか(主訴)、対象の特性がどのように主訴に関わっているのかを様々な情報をもとに総合的・多面的に判断し、見たてることを言いま… ▶ 続きを読む

2017年06月05日

[高等部通信5月号]学園長より~可能性の扉~④-2

中学生の場合は、この『中1ギャップ』と不登校が連休明けに結び付くのです。入学前から新しい環境の適応に対する不安を抱えながら新学期を迎え、春先は精神的なバランスが崩れ、精神的な不安定さが助長しやすい時期なのです。いままで学校生活の中で、不安による情緒混乱が生じて不登校を経験したことがある生徒や2次的な… ▶ 続きを読む

2017年06月01日

[高等部通信5月号]学園長より~可能性の扉~④-1

2、春先に注意しておかなければいけないこと 連休が明けると、高校生は、いよいよ本格的に勉強に取り組まなければいけないシーズンが始まります。新入生は、新しい環境に慣れるまでに落ち着かなかった人も多いことでしょう。『中1ギャップ』という言葉をよく聞きます。昨年、全国の小、中学校での不登校生徒増加のニュー… ▶ 続きを読む

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