【高等部】農業実習「稲刈り」
2011年10月3日
本日は高等部の農業実習の様子をご紹介します。
* * *
9月30日(金)に高等部で稲刈りを行いました。
天気は曇りでしたが外へ出て作業するには涼しく、
とても気持ちのいい気候でした。
5月にみんなで植えた稲は、以前よりはるかに大きくなり黄金色に変わりました。
季節の移り変わりともに、生徒自身も
自分たちの成長を感じられたのではないでしょうか。
学園の公用車で田んぼへ向かい、先に着いた生徒たちから稲刈りスタート!
地元の農家の方の説明を受けているときのみんなは少々緊張した面持ち。
鎌を持つことが初めての生徒もいましたが、ペアになって
刈る係・稲穂を運ぶ係に別れ、協力し合いながら
無理なく参加できるような形にしました。
稲刈りに参加しているあいだ、
「稲って見た目は軽いけど重いんだねぇ~。意外と疲れる。」
「この雑草、なんていうのかな?」
「この穴は何の巣だろう。モグラ?蛙?」
「地味だけど農作業って面白いね…!」
それぞれの生徒がそれぞれの視点でたくさんのことを経験した様子が
会話からよく伝わってきました。
一仕事終えたあとは、農家の方が用意して下さった
おにぎりをみんなでいただきました。
「みんなが刈った田んぼからとれたお米だよ~。」
汗を流した後にいただいた手作りのおにぎりは、
お米のありがたさ、おいしさを、
より実感するきっかけになったのではないかなと思います。
机上の勉強も大切ですが、
実際に外に出て世の中の流動的なテーマを身近に体験できる農業実習は
とてもよい機会となりました。
お世話になった農家のYさん、ありがとうございました!
高等部1年担任 N