たけのこクラスについて ~幼児期の自閉症の特色と対応~
2013年2月23日
少しずつではありますが、
たけのこ(未就学児)クラスのお問い合わせや質問、相談が
多くなってきているように思われます。
昨年に参加した、杉並区の子育て団体「クレオ」と
東京都成人発達障害者当事者会主催の
『発達障害者を知る・学ぶ「専門校の立場から」』という
荻窪保健センター講堂でのセミナーの際にも、
幼児期の発達障害に関する多数の質問をいただきました。
「幼児期の発達相談をしてくれるところはありますか。」
「療育は何歳ぐらいから始めたらいいですか。」
「ことばが出るのが遅いのですが、どうしたらいいでしょうか。」など、
実際に、バンブー教室のたけのこクラスに
お問い合わせいただいている保護者の方々のお話を聞いていると、
「早い段階から療育的なアプローチをすすめて、
就学は通常学級で適応ができるようにしたい・・。
そのためになるべく早い段階から通いたい。」と
お考えになっている方々が多いと実感しています。
事実、たけのこコースの年少の問い合わせが多くなり、
生徒数も年々増加しています。
発達障害についての医学的アプローチは年々進化しています。
発達障害に関する新しい研究成果の発表を、
新聞やネットのニュースで目にすることも多くなってきました。
最近でも、浜松医科大学の研究チームによる、
自閉症の原因物質の解明につながる
「ミクログリア」の活性化についての発表が、
取り上げられていたことを目にした方も多いことでしょう。
~バンブーだより2月号より一部抜粋~