スキー教室交流会
2025年3月1日
毎年恒例、1泊2日のスキー教室。1日目の夕食後には、全員参加での交流会が実施されました。この交流会では各クラスが合唱などの出し物をし、それを楽しむのはもちろんのこと、「卒業生を送る会」としての側面もあるのが特徴で、選曲や演出に卒業を思わせる内容が多かったり、在校生から卒業生に向けて手紙の朗読が行われたりしました。司会や音響など、会の運営も係分担をした生徒たちの手で行われました。
一番最後は全体合唱。全員で、今年はRADWIMPSの「正解」を歌いました。
「あぁ答えがある問いばかりを
教わってきたよ だけど明日からは
僕だけの正解をいざ 探しにゆくんだ…」
学校で勉強する内容の多くには、必ず1つの正解があり、それを教えてもらうことができました。しかし社会の中で出会う問題や困難には、多くの場合誰にとっても正しい答えなどなく、自分自身で汗をかいて考え抜いて、自分なりの答えを見つけるしかありません。…そんな内容の歌を、これから社会に出ていこうとする生徒たちが歌っている様子を見ていると、胸に迫るものがありました。ある意味学校の試験よりずっと大変な問題が待ち受けていることを、彼らはこれから身をもって知っていくのだろうと思うと、彼らの行く道が少しでも穏やかなものであるように、歌を聞きながら願わずにはいられないのでした。