バンブー教室 夏期講習 『文章題ステップアップクラス』
2026年7月16日
算数の文章問題を解くためには、認識した数字を「かず」の順番どおりに数えられる「序数性」という力と「かず」の長さや大きさなどの量を頭の中でイメージし、感覚的に判別できる「基数性」という算数に必要な土台の力に加えて、文章で書かれた数の情報を頭の中で数字や量などのイメージに置き換える処理をするためにワーキングメモリも膨大な容量を使用します。
特に算数の文章問題に関しては、書かれている場面を想像しながら、言葉で書かれた情報を数字のイメージに変換し、四則計算のうちどの計算を用いればよいのかを考えなければなりません。この処理が苦手なお子様は、記憶の部分をつかさどるワーキングメモリと短期的に記憶したものを用いて推論する流動性推理につまずきがある傾向にあります。
さらに、今回ご紹介した今井先生の著書である『学力喪失 認知科学による回復への道筋』
では、算数の文章問題を解くためには、スキーマと呼ばれる人間がこれまで経験や知識から積み上げてきた物事を理解するための「認知の枠組み」や「思考のくせ」が必要であると書かれています。これがなければ、文章の前後の流れから、かけ算なのかわり算なのかを正しく判断することができないそうです。
そこで、バンブー教室夏期講習『文章題ステップアップクラス』では、従来行っていたワーキングメモリや流動性推理につまずきがあるお子様への支援に加えて、過去の実践的な経験が不足していることから、どの計算方法を用いるのか判断に苦労しているお子様にも対応した支援を行っていこうと考えております。
具体的には、文章問題に書かれている数やストーリーをキャラクターや具体物を使って視覚的に確認できるワークシートを作るだけでなく、それを担当講師とお子様が一緒に実践するロールプレイを加えることで実践的な経験をし、その実践を基にしてどの計算を用いるのか判断できるような力を養っていきたいと考えております。
上記のことを目的として、今回の夏期講習から『文章題ステップアップクラス』を新たに設けさせていただきます。計算だけならできるのに、文章問題になるとできないとお困りの皆様、ぜひご受講いただければと思います。





