バンブー教室が取り組んできた発達障害がある子どもたちの支援とは…③

2014年5月13日

今回は、
新学期からの
新しいコース設定の
ご紹介もあわせて
バンブー教室の
支援について
お話しさせていただければと
思っています。
バンブー教室に
入学してくる
子どもたちは、
小学校では
字が読めなかったり、
算数が苦手で
計算できなかったり、
授業中
落ち着かなかったり
することがある
子どもたちです。
バンブー教室の
総合学習コースに
入学した男の子が、
3人の子どもたちとの
グループ学習で、
先生との
ソーシャルスキルトレーニングの
課題として、
自分の好きなおかずを
教え合ったことがきっかけで、
なかよく3人で
「黒ひげゲーム」が
できるようになり、
自分が負けたときにも
短気を起こすことがなくなり、
順番もちゃんと
守れるようになったそうです。
このようなことで、
バンブー教室の
授業も慣れてくると、
わからないところは、
一緒に教え合ったりしながら、
緊張せずに、
苦手な算数にも
取り組む姿が
見られるように
なってきました。
少しずつ
ゆっくりではありますが、
字も読めるようになり、
授業中に
徐々に
話ができるようになり
先生の質問にも
答えられるように
なってきました。
落ち着かない
行動もみられません。
ほかの2人も
彼からいろいろなことを学び
一緒に成長しています。
小学校での授業でも
落ち着いて
座っていられるようになり、
国語の授業でも
算数の授業でも
先生に褒められることが
多くなってきたようです。
子どもなりの感じ方や
受け止め方、
物事を見る
切り口の鋭さ、
対応力に、
教えている我々が
逆に教えてもらう思いです。
子どもには
子どもの世界感があり、
子どもたちは
喧嘩をしながらも、
協調したり、
仲たがいして
友達を変えたりしながら
成長していきます。
そうであるからこそ、
このような
ゆるやかな集団形成の中で、
社会適応性や、
子どもたち同士の
関係性を学び、
学習においても、
授業の中で
学びとるスキルを
身につけていくのだと
思います。
   『バンブーだより4月号
     学園長コラム ~可能性の扉~』より抜粋 
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