中学部:サマーキャンプの報告
2022年8月13日
7月11日月曜日から2日間に渡って、自然学園中学部では高等部・大学部と合同でサマーキャンプを行いました。実施に当たりまして、保護者の皆様のご協力、本当にありがとうございました。
新型コロナウイルスの影響で、3年ぶりの宿泊行事となりました。そのため、現在中学部に在籍中の生徒全員が初めての宿泊行事でした。「自分のことは自分でやる」「集団のルールを守る」「2日間に渡るプログラムをこなす」、普段の学園生活よりも難しい課題を求められるサマーキャンプでしたが、参加した生徒は非常に頑張っておりました。
1日目の中学部のプログラムは、絞り染めを行いました。布を輪ゴムやタコ糸で絞り、様々な柄のハンカチを作りました。輪ゴムを何重にも留める作業に悪戦苦闘しながらも、繰り返しお手本を見ながら作業を続けておりました。「これは僕には無理かもしれない…」そう口では言いながらも、何度も何度もやっていくうちに上達して、「次はここに絞りを作る!」と積極的になっておりました。1日目の夜は、キャンドルファイアーを中学部・高等部・大学部全員で行いました。中3の代表の生徒が光の神から光を授かり、台に明かりを灯しました。2日目の最後の振り返りの時に「キャンドルファイアーが一番楽しかった!」と発言している生徒がいたほど、生徒たちの心に残るプログラムとなりました。
2日目は、バードコール作りとジグソーパズル作りを中学部のプログラムとして実施しました。鳥の鳴き声がなるバードコールの表面を紙やすりできれいにする作業では、何十分もかけてピカピカにして、紙やすりがぼろぼろになるまで頑張っておりました。バードコールもジグソーパズルも自分の好きなものの絵で飾り付けをし、非常に見事なものが完成しました。ただ、2日目に予定していたライン下りは、天候の関係で中止となってしまいました。
2日間、生徒たちにとっては非常に忙しい日程だったと思います。決められたタイムスケジュールに従うために、自分を抑えること、急な予定変更も指示を聞いて臨機応変に行動することは、本当に大変だったと思います。しかし、サマーキャンプを乗り切ったことが、生徒たちの大きな自信に繋がっていると思います。2学期の修学旅行や3学期のスキー教室など、自然学園ではまだまだ宿泊行事を予定しています。次の行事に向けて、普段の学園生活をより頑張ってもらいたいと思います。
中学部担任:河邉